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紙の適性

印刷に用いられる紙はその適性が重要です。
ここでは紙を選ぶときの主だったポイントを説明しています。
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紙の適性(1)

印刷適性とは何か

 紙ならばどんな紙でも印刷できるか、というと必ずしもそうとはいきません。印刷方式により、また版の種類により、限定された用紙にしか印刷できません。印刷用紙にすぐれた印刷適性をもたせる製紙上の問題と、印刷用紙の印刷適性と印刷技術との関連の研究は、印刷学会の最大の課題の一つですが、ユーザーには詳しいことは必要がないのでごく常識的な要点を記すにとどめます。
 印刷適性のおもなポイントには、つぎのような事項があります。

1. インキの着き(平滑度)
 まず印刷用紙としては、インキがよく着かなくては話にならなりません。これを決定するものは、紙の表面の平滑の度合いです。美しい精細な写真を印刷するために塗被紙を用いるのは、この平滑度の高い紙を要求するからです。新聞紙(下級紙)などでは精密な写真の印刷ができないことはいうまでもありません。

2. 白さ
 紙がまっ白でなければ見た目が悪いし、ことにカラー写真などの印刷では、自然の色が出ません。これは紙の漂白の度合によりますが、アート紙などは塗被によってとくに白色度を高めてあります。

3. 光沢
 インキの光沢は、紙の光沢によって左右され、一般に光沢のある用紙がこのまれます。これは紙の表面のミクロ構造によって決定されるものです。

4. インキの吸収、乾燥
 紙の性質によって吸油性があるものとないものとがあり、これが光沢にも関係してきます。また、インキの乾燥が遅い紙は裏移りの原因となり、これも用紙の適性の要素と考えられています。とくにPHが低いものはインキの乾燥が悪いとされています。

5. 用紙の強度
 紙にいわゆる腰がないと、製本がやりにくいし、同じ厚さの紙でも見た目が悪いです。また、引っ張りにたいする強さは、巻取紙の場合とくに要求され、輪転印刷の途中で紙切れを起こすと大きな損失をこうむることになります。

6. 毛羽だちと紙むけ
 写真版などの印刷において、紙の表面の毛羽だちがあると、この細粉が版を汚して印刷物が醜くなります。また、アート紙などが表面の塗被部分がはがれ印刷面に斑点が出る現象を生じます。これを紙むけ(ピッキング)と呼んでいます。こうした性質も印刷の障害となるので、このような故障はなるべく少ないことが印刷適性としては望ましいのです。 つづく→



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