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印刷に使われる紙。

アート紙など一般 によく用いられる印刷用紙について分類解説しています。
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紙の種類(3)

美しいアート紙

 カラー写真は、紙がまっ白で 表面がすべすべしていないと美しく印刷できません。抄き上げた紙の表面に糊と白土を塗って、スーパー仕上げをした用紙を塗被紙(コート紙)といい、それ以外の用紙を非塗被紙と呼んでいます。写真や、美しいデザイン的効果を重んじる印刷には一般に塗被紙が用いられており、その代表的なものはアート紙です。これには特アートと並アートとがありますが、アート紙は折ったとき折目の表面が傷になり、折ったところに印刷がしてあると汚くなるので注意を要します。また片面のみを加工したものを片アートと呼んで、ポスターなどの片面印刷に用いられます。湿気によっては糊が接着して印刷面が剥離するのもアート紙の欠点です。
 アート紙より加工工程が簡単で、塗被の量が少ないが、価格も低廉な用紙にマシン・コート紙があります。また、アート紙以上に強い光沢をつけた特殊コート紙(キャスト・コート)があり、カタログ、プログラムの表紙、名刺などに広く利用されています。
 アート紙には光沢をおさえたつや消しアートがあり、渋い味を出す印刷に用いられていますが、発色効果はやや劣ります。また、布目、梨地のような型をおし出したアート紙をエンボス・アートと呼んで、オフセット印刷のカタログなどに利用されています。

一般に用いられる印刷用紙

 もっとも広く用いられている印刷用紙には、A、B、C、Dの四つの級があり、白さ、表面の平滑度が違っています。

1. 印刷用紙 A
 上級紙または上質とも呼ばれ、高級な書籍の本文用の活版印刷に適していますが、オフセット、グラビア印刷にも使用されています。白土を含有し、スーパー仕上げをした平滑度の高い紙にイミテーション・アート紙があります。

2. 印刷用紙 B
 中級紙または中質と称せられていますが、白色度、質とも上級紙にやや劣ります。雑誌本文、郵便はがきなどがおもな用途です。

3. 印刷用紙 C
 上更(ざら)紙とも呼ばれ、主として雑誌本文、学習帳などに用いられています。中質紙より白色度がさらに低く、耐久性も劣ります。

4. 印刷用紙 D
 下級紙または更紙といわれ、謄写版、新聞、雑誌などに用いられるもっとも廉価な用紙です。

5. 新聞用紙・雑誌用紙
 新聞や雑誌の用紙は、上記のように主として中質以下の紙ですが、大量、高速に印刷するため巻取輪転印刷機にかけられる巻取紙として市販され、これをとくに新聞用紙、雑誌用紙とよんでいます。

6. オフセット用紙
 オフセット印刷の需要にこたえて、伸縮の少ない、毛羽立ちの少ない、とくにオフセット印刷にむく適性をもった上質または中質の用紙をオフセット用紙と名付けています。

7. グラビア用紙
 上質程度の紙で、色はやや黒いが、スーパー仕上げで光沢をつけ、グラビア印刷に適するようにワニスの吸収をよくした用紙をグラビア用紙と呼んでいます。

8. 辞典用紙
 白土を加えて、とくに薄く抄いた腰の強い用紙で、辞典や聖書の印刷用紙として抄造されているものを辞典用紙と言います。

9. コットン紙
 本来木綿繊維を原料としたものをコットン紙と言いますが、これに似せて光沢がなく、かさがある用紙で、高級文芸書などに用いられます。美しい縞目があり、着色したものも各種あり、簡単な装本や、プログラムなどにも利用されています。  つづく→

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