e-名刺工房

印刷を知る。

発注から印刷物ができあがるまでの通 常の流れを解説しています。

 
  
■印刷を知る1 2 3 4 ■紙の種類1 2 3 4 ■紙の適性1 2  ■紙の規格1 2 ■インキを知る1 2 ■印刷の故障1 2 ■版式1 2 ■印刷方式を選ぶ ■完全原稿1 2 ■校正1 2 ■印刷物の加工 ■印刷と製本1 2 3 4 ■印刷物の紙器と加工1 2
 

印刷を知る(4)

原稿を印刷するために

 印刷物をつくるには、まず原稿がなければならず、その原稿の適否が印刷物の仕上げりの良否を決定するからには、原稿が印刷の重要な要素です。原稿には文字の原稿、図表、図面、カット、イラスト、絵画、写真などあらゆる種類のものがありますが、印刷するには、これらの原稿を整理し、図版や写真はレイアウトにもとずいて、大きさ、位置、配列を決定します。また、印刷方式、刷り色、その他こまかい印刷に対する指示、いわゆる指定を書き込んでおきます。
 印刷業者や編集者が、原稿を見てなんらの疑問もなく、デザインや印刷するプロセスが了解できるように、もとの原稿に必要事項をこまかく指定した原稿を完全原稿といい、編集者やデザイナーは完全原稿を入稿するのが最善の発注方法です。完全原稿の指定が確実であれば、印刷業者はその指定どおりに製版、印刷、製本などをすることができ、編集者やデザイナーが自分のもつイメージを指定によって完璧に表していれば、意図どおりの印刷物が作れるはずです。それにはまず、印刷に関する十分な知識を備えて、原稿に指定したものが印刷されてきたら「こんなはずではなかった」というような後悔のないように、こう指定すれば、こういうものができる、活字をこう組めば、こうした感じの紙面ができる、といったことをよく理解している必要があります。これは名刺やハガキなどの小さな印刷物でもまったく同様です。

発注者も責任をもつ

 印刷物を頼んだだけで後は印刷屋まかせでは、とうてい思い通りの印刷はできません。文字原稿の場合には校正によって、主として活字の組みまちがい、割付の誤りを正して、原稿どおりの誤りのないものを作らせるために発注者も責任をもつことです。また写真版やレイアウトにたいしても、なんらかの形で行われる校正の際に、発注者の意図どおり、いいかえれば、完全原稿の指定どおりの製版が行われたかどうかを十分にチェックしなくてはなりません。
 このような製版、印刷の進行途中における監督をしっかり行わないで、印刷物ができあがってから、印刷物の欠陥を責めるのは感心できません。校正その他の段階で、発注者の意図に反したことがあれば、印刷の技術者に申し入れ、よく意図を話して、できるだけの修正をほどこすべきです。こうした努力があってこそはじめて、立派な印刷物ができるので、いかに完全に指定した原稿でも、十分な打ち合わせや、校正における修正なくして、完璧な印刷物は作れるものではありません。

発注から印刷まで

 原稿が準備されたら、まず印刷方式をきめ、印刷所を選定しなくてはなりません。そうして原稿の整理を行ない、文字原稿は用字用語を正して割り付けし、写真などはレイアウトをきめ、これに平行して写真の修整、版下の作製、文字の印字などが行われます。こうした作業と用紙の購入とは出版社などでは直接発注を行いますが、一般には印刷業者に依存する場合がほとんどです。おおよその割付で渡すにせよ、完全原稿を作って発注するにせよ、印刷物を経済的条件を無視して作製することはまれですから、印刷の仕様を指定書に示して印刷業者に見積もらせ、それを検討した上で発注すべきです。

デザイナーが原稿を監理する

 近年はデザイナーがパソコンを使い全ての原稿をまとめあげることが主流になってきました。文字入力から写真加工、イラスト、配色、デザインレイアウト、ロゴ作成までのすべてをパソコン上で一つのデジタルデータに仕上げるのです。できあがったデータは、仕上がりイメージそのものが確認できるので、校正の出力をとれば、その時点で誤字、写真の誤り、デザイン面の問題などが仕上りイメージそのものを指摘できることになり、発注者にとっても非常に理解しやすくなりました。この段階で修正などをして最終的な仕上がりが確認できたら、あとは製版、印刷と進むだけです。 デザイナーが印刷所と発注者との間に入り原稿・印刷を管理することは、とても大きなメリットがあり、今後ますますこの流れは大きくなるでしょう。

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