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印刷を知る。

一口に印刷と言ってももいろいろな種類の印刷があります。
その分類と内容について説明しています。

 
  
■印刷を知る1 2 3 4 ■紙の種類1 2 3 4 ■紙の適性1 2  ■紙の規格1 2 ■インキを知る1 2 ■印刷の故障1 2 ■版式1 2 ■印刷方式を選ぶ ■完全原稿1 2 ■校正1 2 ■印刷物の加工 ■印刷と製本1 2 3 4 ■印刷物の紙器と加工1 2
 

印刷を知る(3)

印刷の分類

 印刷にはいろいろな種類があります。活版であるとか、オフセット、グラビアといった名称はごく普通 にいわれています。
 印刷を分類するのは、印刷の基礎となる版の方式によって分けるのが、もっとも合理的であり、かつ実用的であります。正確にいえば、印刷方式の分類ではなく、製版方式の分類ですが、印刷物の品質や印刷方式を左右する大きな要素が製版である点からして、印刷の基本的な分類法といえるでしょう。一般 に次の四つの方式が考えられますが、近年急速に普及したオンデマンド方式を加えてもよいでしょう。 製版や印刷方式の相違は版面を構成する画線部と非画線部との関係によって成り立っています。

分類
印刷方式
おもな用途
凸版
 活版  名刺、はがき、書籍本文(小部数)
 亜鉛版・銅版  写真版
 鉛版  新聞、雑誌本文
平版
 オフセット  雑誌表紙、カタログ、パンフレット、ポスター
 コロタイプ  卒業アルバム
 石版  シール
凹版
 グラビア  雑誌口絵
 彫刻凹版  紙幣
孔版
 タイプ孔版  教材プリント(現在ではほとんど見られない)
 シルク・スクリーン  ポスター、立て看板、立体物への印刷
オンデマンド
 ダイレクト印刷  名刺、はがき、冊子(少部数)、リーフレット

1.凸版印刷

 インキの付着する画線部が、インキの着かない非画線部の面より高くなっている版を用いる印刷で、木版にはじまるもっとも原始的な印刷方式が凸版です。活字による活版、新聞などを印刷する鉛版印刷、写真製版技術による亜鉛版や、銅版は、すべてこの方式の印刷方式です。

2. 平版印刷

 平版は石版印刷から発達した印刷方式で、同一平面上に化学的処理を加えて画線部と非画線部を構成させる比較的に新しい技術です。石版から金属平版に発達し、オフセットと称せられる金属平版印刷が、写真製版技術の発達とともに、今日ではもっとも重要な印刷方式の一つになっています。コロタイプ印刷も平版印刷の一種です。

3. 凹版印刷

 金属の平面にくぼみを作り、ここにインキを詰めて紙に刷りとると印刷ができあがります。すなわち非画線部の平面より画線部が凹部になった版を用いる印刷方式が、凹版印刷です。エッチングなどの彫刻凹版印刷から発達し、現代ではグラビア印刷として、主として写真版の印刷に利用されています。

4. 孔版印刷

 孔版を特殊印刷と称している場合があります。孔版は、原紙や布などの表面をインキを浸透しないようにして、これを非画線部として、その表面にインキの浸透する画線部を作って版とします。他の版式とまったく相違し、かつ耐刷力がとぼしいために、一般の印刷方式とみなさない見方もありますが、謄写版印刷、シルク・スクリーン印刷などがこの印刷方式で相当部数の印刷もでき、いまでは写真製版も可能になっていることから、印刷の分類に数えるべきででしょう。

5. オンデマンド印刷

 オンデマンド印刷はコンピュータとともに近年急速に普及した印刷の一分野です。オンデマンドとは「要求がありしだいに」という意味で、名刺からチラシあるいは小冊子など必要な時に少部数でも素早く対応できる印刷という位置づけになっています。したがって、製版や印刷方式の違いによる分類ではないことから上記の方式とは少々異質となります。製版の行程が無いことから無版印刷と呼ばれることもありますが、コンピュータと組み合わせたデジタル印刷として定着した印刷の一分類としていいでしょう。 つづく→

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