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印刷物の紙器と加工

紙器は印刷関連の加工としてはもっとも重要な部門です。
ここでは紙器の種類と加工について説明しています。
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印刷物の紙器と加工(1)

紙器の種類と加工方法

 書籍は、パラフィン紙でカバーするとか、オフセット印刷したブックジャケット、ビニールのカバーなどをつけて販売されるものが多く、高級な書籍は、ブックケースとか、本のサックとか呼ばれる紙函にいれられています。
 紙函に直接印刷したフィルム・たばこ・薬の箱、印刷した紙を貼り合わせた玩具・石鹸の化粧箱、果実・電気製品などの段ボール函にいたるまで、包装材料としての印刷した紙の箱の用途はたいへん広くこれらを総称して紙器と呼び、印刷関連の加工業としてはもっとも重要な部門です。
 紙器を大きく分類すると、つぎのような種類があります。

   ・段ボール
   ・一般紙器(サック箱、組み立て箱、手貼りその他の箱)

 段ボールはいうまでもなく、段ボールを材料とした箱で、弾力性があって緩衝作用があり、軽く、かつ折りたためるという理想的に近い包装材料としてきわめて広範な用途をもっています。
 段ボール紙というのは、黄ボールを波型にしてクラフト紙などにはさんで接着剤で貼り合わせたもので、段の高さにより1号段、3号段、5号段の3種類の規格があります。強い印圧がかけられないのでゴム凸版で印刷し、裁断機で切り、折り線を入れて組みたて、針金などで止めます。

 一般紙器は、黄ボールなどの板紙類にアート紙などを貼りあわせて合紙したもの、またはMCマニラなどの表面仕上げをした板紙を材料とします。用途によってはアルミ箔を用いたり表面にビニール貼りをしたり、ろう引きをするなどの加工も行われます。印刷方式はオフセット印刷がもっとも多く利用されています。ただし、一部では凸版を用いアルミ箔などにはグラビア印刷が用いられています。食用品にはインキに毒性のないものが要求され、包装用としては、日光による変色の少ない性質のインキを用いることが望まれます。
 製造は、すべて印刷を終わってから打抜き機によって設計された型に打抜かれ、折曲げる部分の筋付けが行われます。組み立て箱は人手で折りたたまれるものが多くなっています。最近は仕上りの造型美にたいして、デザイナーが工夫をこらした複雑な折りたたみ函が美しく商品を装っていますが、複雑なものほど、印刷の見当ずれがないようにしないと見苦しいものなってしまいます。

 サック箱は、一般にサック・マシンと呼ばれる製函機で、打抜きされた用紙を自動的に折り曲げ、接着剤がつけられて箱を作っていきます。菓子やフィルムの箱などはサック箱です。
 丸い筒状の箱、あるいはアイスクリームの丸いケースなども紙器の一種です。丸い型は自動しぼり機で出しますが、丸箱の場合は多くは手作業で作られます。また書籍の外箱などには、黄ボールをシンにした箱の外がわに、印刷したおもての紙を手作業で貼り合わせる手貼りの紙器が用いられています。  つづく→

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