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印刷と製本

ページ物印刷物には製本という加工が必要です。
ここでは主に本製本の各部の名称や形状について説明してます。
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印刷と製本(2)

本製本の各部の名称と種類

 本製本の各部の名称は図1のとおりで、こうした仕立て方をしているものを本製本と呼んでいる。



図1.本製本各部の名称


 背の形状により、角背と丸み出しをした丸背とに分けられます。角背にはみぞのある角山みぞつきとみぞのない角背つきつけとがあります。丸背には背固めの方法により、つぎの種類があります。表紙の背を中身に密着させたものをタイト・バックといいますが、開きにくいので、今日ではあまり用いられていません。中身と背が密着している方式で、背に柔い材料を用いて開きやすくしたものをフレキシブル・バックといいます。この方式は、背の文字の箔がはがれたり、製本がくずれたりしやすい欠点があります。本を開いたとき背と中身がはなれ、背の形が変わらず、中身がのど(とじたところ)まで開く製本をフォロー・バックと称し、もっとも良い製本法です。
 古風な表紙に背革とひら(表紙の平らな部分)とをつぎ表紙にしたものがあります。この製本における背革が表紙にかかっている部分をひらの出と称します。この種の製本では、昔は糸をからげた部分が高くなっていましたが、これを模したものをバンドと呼び、表紙のかどにつけた革やクロスをコーネルといいます。
 本製本には、厚い板紙をシンとした厚表紙のほかに薄表紙があります。これには、1枚の表装材料でシンをくるんだ無双表紙、厚表紙のようにみぞのあるみぞきり表紙、チリをとくに広くして、革などを表装材料とした、聖書などにみられるたれ皮表紙の材料があります。
 書籍においては、製本の良否が印刷物の価値を大きく左右しています。同じ中身で装丁だけを変えたものが、上製、並製と違う定価で販売され、いわゆる豪華本といわれるものは、高級なこった装丁によって、高い価値を生じているのを見ても装丁の重要さがわかります。したがって、書籍における製本はたんなる印刷物の加工というより、それ自体芸術品として価値を有する場合があるほどで、製本は造本の重要な要素をなしています。

図2.角背表紙
図3.背のいろいろ

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