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印刷の故障・トラブル

凸 版印刷、オフセット印刷、グラビア印刷の各工程から起こりやすいトラブルを
事前に知っおきましょう。
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印刷の故障(2)

凸版印刷における故障

 凸版の印刷においてはムラトリが悪いと、活字やケイ線がとび出して、裏がわに押し型が出て見苦しい状態になります。また、線画や写真版では印刷のインキのりが不均一になる場合があります。
 印刷の過程において、インキがこまかい画線や、網目につまってしまう場合があり、インキの供給が不適当だと、こまかい部分にインキが多過ぎて画線がふとることもあります。また紙の裏までインキやベヒクルがにじむ裏ぬけ、しみ透しの事故も起きます。乾燥が不十分で裏移りを起こすとか、裏移り防止用の粉末スプレーがわざわいして、タルクの粉が版面につき、白い斑点が出るという故障も起きます。
 原色版においては、色の見当が狂って、色ずれを起こすことがあり、印刷物の鮮明度が悪くなります。また、前に刷ったインキが乾燥しすぎて、後から刷られるインキが着肉しないクリスタリゼーションという現象が生じることがあります。とくに原色版は、製版ばかりでなく、印刷技術の管理がよくないと良いものができません。

オフセットの故障

 オフセット印刷の場合には、製版に際しての処理が悪いと、非画線部の不感脂化が不完全になって、地汚れを起こしたり、画線部の感脂化が不十分でインキの着肉が悪くなったり、比較的製版のミスによる故障が多く発生します。
 印刷にあっては、用紙のシーズニングが悪いとしわが出がちです。オフセットは一般に印刷が不安定で、たくさんの部数を刷っている間に画線が太ってきたり、欠けたり、インキむらが出たりする故障が起こりやすいです。ことに、しめし水のためにインキが乳化して、光沢を失い、にじんだり、ぼけたりする故障が生じます。
 多色オフセットにおいては、トラッピングが悪く、先に刷られた色の上に、後のインキがのらないため色がまだらになることがあり、ことに広いベタ刷りを掛け合わせで刷ると、どうしてもむらになりがちです。塗被紙の表面が剥離してインキがとれるピッキングの故障や、凸版同様のクリスタリゼーション、裏移りなどの故障も生じます。
 オフセット印刷は、その良否の差が比較的に大きく、悪いものは刷り出しの部分はよいが、何枚も刷ってくると耐刷力の不足で、画線がぼけ、地汚れが出て粗悪な印刷物になります。納品された印刷物は、全体にわたってよく検品することが必要です。また、水を使う印刷のため、しわや、紙の伸縮による色ずれなどの故障も起こりやすくなります。

グラビアの故障

 グラビア印刷の独得な故障に、ドクターの不良から写真の表面にしまの傷が出ることがあります。また逆づきと呼ばれる土手の部分にインキがのり、反対にセルの部分のインキがつかない現象を生じます。
 ドクターが悪いと、非画線部のインキが十分そぎとられずに地汚れを生じます。グラビア印刷は圧力が比較的強いので用紙がしわになりがちです。カラー・グラビアで、インキの層が三重、四重になると折れや傷がつきやすく、ことにアート紙の場合にこの傾向が顕著で、カラー・グラビアの印刷物を作る場合にはこの点も考慮にいれる必要があります。また、インキが希薄になり過ぎて、ちょっとした摩擦でも色が落ちるような故障を生じることもあります。
  

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