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印刷インキ

印刷に用いられるインキの性質と種類について説明します。
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インキを知る(1)

印刷インキの性質

 印刷インキは、色素としての顔料と、顔料のつなぎとなりこれを被印刷物の面に固着されるはたらきをするベクセル(媒質)を主成分としています。
 このほかに、乾燥を促進させるために、ドライヤーと呼ばれる金属成分をもつ有機酸塩と、印刷適性を高める助成剤として、ろう、石鹸、グリセリンなどよりなるコンパウンドが添加してあります。
 印刷インキには、色、光沢(つや)のほかに乾燥する度合、被印刷物に転移するねばりの度合により着色力、光にさらされて変色する度合をあらわす耐光性、多色刷りの刷り重ねの場合の透明度などの問題がり、それぞれ印刷の用途に応じて、適性のあるインキが製造されています。ことに三原色インキの色光の分光特性は、すぐれたカラー印刷を作る大きな要素をなしています。

印刷インキの種類

1. 凸版インキ
 書籍や新聞の印刷には、浸透によって乾燥も速く、吸収されやすい性質をもった比較的安価なインキが用いられています。網版の印刷には、顔料の粒子のこまかい精細な画像の印刷に適する高級なインキが使用されます。原色版用のプロセス・インキは、オフセットにも用いられ、透明なインキが要求されます。かつては黄色インキが不透明であったため、三色を刷り重ねる際に、黄色から刷られるのが常識でしたが、今日では必ずしもその必要はなくなりました。

2. オフセット・インキ
 オフセット印刷はしめし水を用いるので、インキが乳化しやすく、なるべくこれを防ぐようなベヒクルを使用しています。オフセットは版の性質上、インキ層が薄く力のとぼしい印刷になりがちでしたが、最近すぐれたオフセット印刷ができるようになったのは、オフセット・インキの向上によるところが大きいです。

3. グラビア・インキ
 グラビア印刷では、インキが急速に蒸発と浸透とによって乾燥しなければならないので、ベヒクルには粘性の少ないものを用い、揮発性の溶剤を混ぜたものが多く、他のインキと性質を異にしています。なお、溶剤の揮発を防ぐため、印刷機械のインキ槽は密閉型にする必要があります。

4.その他のインキ
 コロタイプ、石版、彫刻凹版などには、それぞれ版の性質、印刷方式に適合したインキが必要で、特殊なインキが用いられています。
 アニリン印刷には、アルコール系の溶剤を使用したフレキソグラフィック・インキが用いられています。謄写版、シルクスクリーン印刷にも、専用のインキがあります。
 特殊なインキとして、赤外線で高速乾燥させるヒート・セット・インキ、常温においては固体で、印刷に際して加熱して用いるコールド・セット・インキがあり、ブリキ印刷やカーボン印刷に使われています。そのほか金銀インキ、強光沢インキ、磁性インキなどがあります。
 また、用紙以外の被印刷物にたいしては、その物質に応じて、ビニール、セロファン、メタルフォイル、テキスタイル(繊維品)用の専用インキがあります。 つづく→

 

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